いつもとは違って、何かと何かの境界にいる自分の、今考えていることを
【this year’s “around me”】として、書きたいときに、あるいは書けたときに、不定期アップしていきます。
◇episode-5:シェアするもの
◆ある日、僕はマミの調子が上がらないと聞いて、正直ショックを受けた。
そこで、近所に住む会社の同期に連絡をして、「うちにできてるゴーヤが食べきれないからもらってよ」という連絡をした。
先日ももらってもらったことがあったのだ。
ついでに、ごはんに誘ってみたところ、タイミングがあったし、他の連れの都合がつかなかったので、二人でご飯に行くことにした。
彼が彼の奥さんと別居を始めたらしい、とは聞いていたし、多分それを僕が知っているはず、ということもわかっていたので、その話もそろそろ聞かないとな、とも思っていたのだ。
◆僕らは道すがらすでに、マミの調子の話をしていた。
なかなかよくない話で、人には言いづらい話だったけれど、彼は付き合いの長い、もちろん信頼する同期ではあるので、うまく話をできた気がした。
ポジティブな捉え方の話もしたし、つらいよね、という話もした。
彼の奥さんとの話はそれはそれで複雑で、お互い離婚したいと思っているはずなのに、調停が決着しなくて、なかなか時間がかかっている。そしてなんだか疲弊してきている、という話だった。
◆ちょっと話題が重い話ばかりになり、何かちょうどいい話題を提供したかった。
同じチームの、たまきさんから最近言われたことを思い出し、話をしてみた。
彼女が自分のチームに来た頃の話。
締め切りはいつも迫ってくるし、やり直しをする日にちもない。できたレポートは修正指示ばかり。
チームメンバー同士の会話も全然なく、一日誰とも話をすることもなく帰ったことがあった。
そんな話だった。
最近少しずつ仲良くなってきて、チームに来てから7年たって、はじめてその話を、自分にしてくれたのだ。
◆自分はずっとその間チームリーダーだったし、彼女の周りでそんな問題があるとは全然気づいていなかったのだ。
気づいていなかったことの他にも、彼女がそれを今まで全然一度も言ってくれなかったことにも、去年でさえもまだそう感じていたというニュアンスがあったことにもショックを受けたのだ。
◆その話をすると、同期は「その話は、美人女子と仲良くなった、という自慢話にしか聞こえない」と言った。
なんだか複雑な気持ちもまだ残っていたのだけれど「それはそれで一理あるね」と言って笑い、少し心の荷が下りた気がした。

画像は、ChatGPTに、文章からのイメージなどで、JOJO立ちで作成依頼しました。
JOJO立ちとはちょっとずれたんですけど、なかなか面白くできたからいい、と思いました^^


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