National製洗面台「W.ell(GQW781SAE)」の蛇口ホース水漏れDIY修理

             
  • 2023.08.01
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National製洗面台「W.ell(GQW781SAE)」の蛇口ホース水漏れDIY修理

洗面台の蛇口からの漏れがありましたのでDIY修理しました。
洗面台はNational製の「W.ell」というシリーズの製品で、型番は「GQW781SAE」でした。

トラブル状況確認

下図は洗面台下の両開きドアを開けたところです。
ここの床面のペンキが弱って剥がれてきてるなー、と思いつつ、単純な経年劣化かと思っていました。

ある日、この床が濡れている、ということで相方から話題があり、確認していましたら、
上図中央の白いプラスチックの壁にかかっている容器に水が溜まっているのを発見しました。

下図はこの水を抜いた後なのですが、容器の下部分に1-2cmほどたまっています。
*抜くときは右側のホースから洗面器に抜きました。

トラブル箇所確認

確認すると、洗面台のシャワー蛇口から水を出したときに、蛇口近傍から水が漏れたものでした。
ホース伝いに垂れてきて、ここに貯まるのです。
一番初めの写真で、右側のメタリックな配管から水が垂れていると思いますが、この水です。

さて、まずは原因調査です。
ホースと蛇口先端を外します。

蛇口側を解体しますと、下記のような部品から構成されています。
左から2番目は金属フィルターです。
はじめは、このフィルターのつまりか、と思って掃除しましたが、関係ありませんでした。

こちらはシャワー蛇口を外した、ホース側をチェックしてみます。

白いカバーを外すと、下図のようになります。
ここに周囲よりも明るい色で銅色が見える箇所がありますが、ここはややくぼんでいます。
何らかの劣化かスレかでここに窪みが発生し、その影響で白カバーとの密着が悪く、その隙間からホース側へ水漏れしている可能性を考えました。

そこでこの銅色の部分にシールテープを巻いて、これでOKだろう、と期待しました。

しかし、これでもやっぱり水漏れしました。
このことから、シールテープを巻いたところよりも根元ホース側の問題と判断し、部位的に考えて、蛇腹ホースの内部に亀裂があり、蛇腹ホースの隙間から水が漏れている、と判断しました。

部品購入

ここで代替の蛇腹ホースを購入することにしました。

こちらのPanasonicのサイトからリンクをたどると、こちらに到着します。
違う型番の「CQ711SAZ」が書かれていますが、蛇口の品番ということかと思いました。

上記リンク先の図で⑦の部分を交換しますのでそこをクリックするとこちらに到着します。「CQ853B03K1」が交換部品です。

この型番で検索しますと、こちらに到着し、「本品は生産終了となり、代替品CQ853B03K2をお求めください」とあります。
そこで「 CQ853B03K2」を購入しました。

注意いただきたいのは、amazonで元の型番の「CQ853B03K1」で検索すると、下記の2種類が出ると思います。

【 CQ853B03K2 】 パナソニック Panasonic ナショナル National 松下電工 洗面化粧台 シャワーホース(L=1200) サラサ・ハイベルウィン用 CQ853B03K1 → CQ853B03K2

【 CQ853B03K2 】 パナソニック Panasonic ナショナル National 松下電工 洗面化粧台 シャワーホース(L=1200) サラサ・ハイベルウィン用 CQ853B03K1 → CQ853B03K2

パナソニック Panasonic シャワーホース 長さ1200 CQ853B03K1【CQ853B03KZZ後継品】

パナソニック Panasonic シャワーホース 長さ1200 CQ853B03K1【CQ853B03KZZ後継品】

このうち正しいのは、後継部品の型番に相当する前者の方のようです。
元の部品の型番に相当する後者の方はホース端の部品形状が違うと思います。

 

自分は最安値だった下記の楽天のショップで購入です。
楽天での型番での検索結果はこちらです。型番違いに注意お願いします。

 

部品購入後の作業再開!

部品が到着したところで作業開始です。
到着した部品が下図です。

到着までの数日にも水漏れは少しずつ発生し、タンクの水位が上がります。
相方がチェックしていましたが、数日で一杯になるくらいのレベルだったようです。

さて、作業開始です。
まずは下図の白いカバーを外します。

下図の金属蛇腹ホースの左側がシャワー蛇口側です。
金属属蛇腹ホース右側に刀の鍔のようなものがついていますが、これはここまでしか蛇腹が引き出せない、という位置をあらわしています。
一旦ここで外し、ホース交換後に、基本的に同じ位置につけました。

蛇腹ホースの上側はこのような白オレンジのコネクタ部品につながり、さらに、蛇口の開閉ノブ側の配管につながっています。

このコネクタ部品を配管側から外します。

ホース側からこのコネクタ部品を外します。

こうしますと、ホースが蛇口側から引き抜けます。

抜いたホースです。

ここで、シャワーヘッドを蛇腹ホースからはずします。

購入しておいた部品の取り付け

この蛇腹ホースを新品に交換します。
先ほども示しましたが購入した新品はこちら。

新旧比較ですが、見るからに新品は新しいです。

反対側の接続部はこちら。

新しい蛇腹ホースをシャワーヘッドに取り付け、元の蛇口のところに交換後のホースを差し入れます。

蛇腹ホースの先に、白オレンジ色コネクタ部品をとりつけ、さらに金属配管に接続します。

前述の鍔状部品を元の位置に取り付けます。

これで水を出してみますと、問題なく水が出て、水漏れのない状態となりました。
数日程度使用して、漏れないことを十分確認したところで、作業完了です。

まとめ(使用部品)

前述のとおり、使用部品はこちらです。
特段作業上難しい点もなく、無事修理完了しました!

参考になったようでしたらこちらから購入いただけると幸いです!

 

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