ジグサビキの自作の手抜きバージョン(カマス等小物用、Sサイズ相当)

             
  • 2022.12.21
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ジグサビキの自作の手抜きバージョン(カマス等小物用、Sサイズ相当)

前回、こちらの記事でジグサビキを自作しました。
少々手間がかかりすぎましたので、手抜き手順のパターン2として自作してみましたよ。

今回の完成図はこちらです。

自作のモチベーション

前回も記載しましたが、再度自作のモチベーションを簡単にコメントします。

以前、ジグサビキでカマスが連発だった際に、カマスカッターで、仕掛けロストを結構しました。
1時間に1セットくらいはロストしました。

自分の購入した市販品は、メジャークラフトのショアジギサビキと、ハヤブサのジギングサビキです。
Amazonでは、メジャクラは400円弱(2セット)、ハヤブサは600円弱(2セット)程度です。店舗でも同程度の価格です。
仕掛け一点あたりにすると、1セット200-300円程度です。

使用材料

前回は針へのティンセル取付けから実施しましたが、今回は市販のアシストフックを使用しました。
スイベルとスナップは手元にあったものを使用しています。

ラインとしては手元にはリーダーがあったのでそちらを使用したり、場合によっては、下記のシーガーを使用しました。下記のシーガーはリーダー代わりにどうかと思って購入したものです。

自作ジグサビキPart2の作成方法

・アシストフックからリングを外し、エダス用ラインをこのアシストフックに結ぶ
・幹糸用ラインの末端の片方にスイベル(より戻し)、もう片方にスナップをつける
・幹糸用ラインにエダス用ライン(ティンセル針付き)を結ぶ
 *市販仕掛けを参考にエダスは10cmほど、エダス間隔は20cmほどとしました。

ちなみに、初回は幹糸、エダスともに3号としましたが
先日使用しましたら幹糸切れでロストしましたので、最新は幹糸5号、エダス3号としました。

完成図

できあがりの状態はこちらです。

フック周りはこちらです。
市販品を使っていますので安定の出来です^^


市販品を参考に、フックにカットしたフィルムをセキ糸で巻き付けて固定しましたら、こちらです。
仕上げに、接着剤代わりにケイムラコート樹脂を塗っておきました。

使用材料と原価

使用材料と原価はこまごまとしたものも含めると以下になります。
あわせて単価なども書いてみました。
・アシストフック(20本入り600円)30円×2針=60円
・X-Braidセキ糸2号286円・・・数円程度
・パワースナップ(25個入り700円) ・・・28円
・スイベル・・・20円程度
・ライン(ヤマトヨ フロロショックリーダー)150m1100円・・・8円/m×1m=8円

今回の2本針仕掛けで計算しますと、原価合計は前回同様で120円程度でした。
作業性は今回の方がずいぶん楽です。
ちなみに、フックに巻いたフィルムは家に置いてあった凧の足の部分がちょうどよさそうでしたのでをカットして、再利用しましたよ。

購入品・使用材料リンク

購入品をこちらにまとめます。
参考になったようでしたら、こちらから購入いただけますと、幸いです。

・ティンセル付きフック
下記のような、amazonで「アシストフック」で検索したら出てくる中華系のものを使いました(下記リンク先は1本50円と自分の購入時よりやや高いです)。
時期によりメーカーが入れ替わりますし、もう少し値段の安いものもありますので、適宜検索お願いします。
今回のような小さいフックでは針先のささりの問題などは特に感じませんでした。
LやXLなど大きいフックだと10本に1~3本くらいは刺さりが悪く、そういうものはサンドペーパーで研いでいます。

Wild Scene アシストフック ダブル フェザー 10本 セット スプリッドリング 装着 ルアー フック メタルジグ フロント リア フック 交換 s/m/l/xl【鋭いフックで掛けた魚を逃がさない】/ ショアジギング/スロージギング/アジング/タイラバ/タコベイト
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・セキ糸
エックスブレイドは「YGKよつあみ」の別ブランドです。

エックスブレイド(X-Braid) セキ糸2 No.1 赤 / 2号 / ナイロン/四編エックスブレイド(X-Braid) セキ糸2 No.1 赤 / 2号 / ナイロン/四編

・スナップ
ルアー用では最近はこちらを使用しています。
付けはずししやすく、ラウンド形状でルアーの動きもいいと聞きました。サイズはお好みでどうぞ

ダイワ(DAIWA) D-スナップ ライト M 867498ダイワ(DAIWA) D-スナップ ライト M 867498

まとめ(自作のメリット・デメリット)

自作をすると、エダスの長さ、エダス間の長さ、針サイズ、ティンセル種など自分好みに作れるという良さがあります。
また仕掛けを楽しく作れる、という良さもあります。

フックのところをアシストフックにしたことで、前回分よりは手間削減に成功しました。
そもそもモチベーションとしてロストが多いから作成すると思うと、作成の手間をかけすぎるとロストしたときにダメージが大きく逆効果です。

ちなみに、11月の和歌山串本のリゾート大島でのキャンプの初日では、この自作サビキで唯一の釣果(ゴマヒレキントキ)を釣りあげることができました。
自作仕掛けで釣ったと思うと、その点で何より満足でした^^

以上ご参考になったようでしたら、上記リンクから購入などいただければ、幸いです!

では、皆さんの釣果に期待します!

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