いつもとは違って、何かと何かの境界にいる自分の、今考えていることを
【this year’s “around me”】として、書きたいときに、あるいは書けたときに、不定期アップしていきます。
◇episode-15:新しい日常
◆僕の前には日常が戻ってきた。
マミの退院した次の週末の土曜日には、釣り仲間のS君から「日曜日に一緒にジギングに行きませんか」とLINEが入った。
僕はマミと相談し、早速出かけることにした。
青物は釣れなかったけれど、天気も良かったし、どうやったら釣れるかに集中するしで、気持ちよい一日だった。
S君にはもちろん「誘ってくれてありがとうね」と言った。
その翌週には、別な釣り仲間のF君から誘われ、タチウオジギングに行き、さらに翌週にはエギングに行った。
正直言ってその初めのころはまだまだ十分調子が良いとはいえず、何度も夜中に目を覚ましていた。
そうであったとしても、釣りに行くとなると、スケジュール上AM2時だとか4時には出発する生活になる。
帰ってくると、そこから魚を捌いて刺身にしたり天ぷらにしたりして、その後お風呂にはいったらすぐに寝てしまう。
そういう生活をすると、ずいぶんと眠れるようにもなった。
情報を得ておきたいのでYoutubeの動画を見るようになり、関係があるのかないのかわからないけれどテレビも見れるようになってきた。
僕は「きちんと眠れるようになってきました」と心配をしてくれる人に報告をし、安心を与えることができた。
マミは退院から1カ月ほどしたところで会社に復帰し、以前から行っていた習い事にも復帰した。
退院から1カ月半のすぎた今日には、ついに乾杯をした。
いつか書いた、同じ部署のたまきさんには、今回の件も含めてお互いに話をし、同じGになって7年たってようやく、信頼関係を醸成できた。
これまで彼女の抱えた仕事をなかなか頼んでくれなかったけれど、いくつか仕事を頼まれることに成功した。
そして、今後の進め方についてきちんと話をしあった。
そうであっても、まだ、その日の気持ちを翌日にそのまま持ちこしたい、という気持ちは捨てきれていない。
夜中に目覚めてしまうし、朝6時にはおきてしまう。
必要なのかわからない相談をChatGPTにしてしまう。
いつかもう少しで僕の気持ちは完全にフラットになるかもしれない。
でもそうなりたくない気持ちなのかもしれない。
僕は二週間後にアメリカに旅立ち、1カ月後に帰ってくる。
その中で時差でねむれないかもしれないし、日々の生活から離れることで、また何か気持ちの変化があるのかもしれない。
僕はその時どういう気持ちになっているのだろう。
僕は少し不安がある。
でもそれが僕だ。
いずれにせよ、僕はきちんといろんな人に、いろんなことに向き合っていく、そういう気持ちでいる。
このThis year’s around meに書いた、3カ月にわたる季節の中で得た気持ちだ。
もしかしたら、もっと安定した気持ちになったら、そんなにsensitiveには人の気持ちはわからなくなってしまうかもしれない。
でもそうであっても、僕はこの季節を通り過ぎる前とは違うし、何かを得たし、僕自身は変わったと信じているのだ。



コメント