いつもとは違って、何かと何かの境界にいる自分の、今考えていることを
【this year’s “around me”】として、書きたいときに、あるいは書けたときに、不定期アップしていきます。
◇episode-6:帰省ふたたび
◆お盆明けの月~水曜日に長男くんがまたこちらに来ていた。
今回は、水曜日に高校の仲良しの後輩と食事とのことだった。
長男くんがご飯を食べる日は、自分が会社のあった月・火曜日だったので、週末に作り置きをしておいた。
月曜日はなんとか帰り着き、牛丼をあたため、長男くんと一緒に食べた。
◆その前週の水曜日(お盆休みの真ん中あたり)にマミの手術があり、その二日後の金曜日には、病院の先生と面談をしてなかなか難しい話を聞いた。
土日がお盆最後の週末で、その週末は、いろんなことが頭の中がグルグルして、何をするのも苦しく、どうやって過ごしたらいいのかわからないくらいだった。
僕は何もしていないのもおちつかないのもあって、音楽を聴いたり、ご飯を作ったりして過ごした。
ピチカート、i am robot and proud、7 o’clock shadow、ハラカミレイなど、それこそ「around me」の頃に聴いていた音楽だ。
牛丼を作り、ハヤシライスを作り、ミートソースを作った。唐揚げ粉で唐揚げを作って、片栗粉で唐揚げを作って甘酢餡にした。ナスとゴーヤを揚げびたしにしておいた。
そしてそれを翌日の月曜日、そして火曜日に長男くんと食べたのだ。
◆長男くんとごはんを食べた後、一緒にマミのお見舞いに行った。
マミから長男くんへ、なかなか受け止めきれないような病状の話をしたけれど、
長男くんはおちついて話を聞いていて、何事もないように聞いていた。
なにも難しく考えず、そこにあるものをただ受け入れる、そういったことだ。
後日、マミとさすが長男くんやな、と褒め合う。
その日の夜は、長男くんと一緒に、ネットフリックスで「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」を4話まで見た。
◆娘も、火曜日だけ、地元での飲み会のために来ていて、夜中に泊りにきた。
あらかじめ連絡はもらってはいたのだけれど、自分は早く眠ってしまった。
夢の中か現実なのか、帰ってきて長男くんと娘が話をしている声が聞こえた気もしたけれど
僕は再び眠ってしまった。
水曜日の昼には用事のある娘が、朝のうちにそのまま帰ってしまうとは聞いていたので、
会社に行く前に娘の部屋に行くと、半分目覚めたように起きたので、髪の毛をなでなでして「会社行ってくるわ」と手を振りあってでかけた。
もし全然起きなかったらドラマみたいに「きみは俺の宝だよ」と耳元で言ってやろうと思っていたので、ちょっと残念だった。

上記はでかけに手を振る娘のイメージです。
実際はもっとギリギリ起きた場面でしたが、これでいいかなー。


コメント