【around me】episode-21(最終話):around me

ずいぶんと以前の話。
自分の周りの出来事を、自分のウェブサイトにアップしていました。
その中に埋もれた内容から、週一定期連載してきました。

今回のepisode-21が最終話です。

◆日々

◇8か月がたった。
白熊くんの骨折は治ったし、I女史は会社を辞めそうになりながら結局辞めなかった。
時間は過ぎて行くし、環境はどんどん変わっていく。
小永沢くんもI女史もそれぞれ結婚したし、佐伯くんと入間くんの間には女の子が産まれて、今はもう8ヶ月ぐらいだ。
鎌倉から転勤してきた別な同期が、僕のお気に入りの同期の女の子と付き合いはじめた、と最近聞いて僕は猛烈にへこんだ。

そして、僕は僕でリコと結婚し、同居を始めた。
そしてもうすぐ女の子が生まれる。

日々いろんなことが変わっていく。

僕らはそんな大事な時期に、毎日一緒にランチを食べて過ごした。
うまく言えない思いもあったし、何が正しいのかわからないときもあった。
思いを言葉にしたときもあれば、あるいはあえて言葉にしなかったときもあった。

そんな思いが、あるいはそんな出来事が、いつか僕らをかたち作っていく。


今回でaround meは最終話となりました。
ここまでありがとうございました。

僕が会社に入って少ししたころ、恋愛にも仕事にももちろん人間関係にも悩んでいました。
自分の気持ちをHTMLエディターで日記のようにメモをして、さらに再構成して自分のHPにアップしていました。
around meの各episodeは、その中から同期のランチ仲間との関係性に関する部分を抜き出したものです。

今回、それを少しだけ再構成し、ChatGPTの挿絵をつけ、episodeをいくつか追加しました。
追加episodeは以前に使用のPCに保存されていたファイルを、今回発掘してきた文章になります。

今回、この連載を始めたのは、このepisode-20について不意に思い出したことがきっかけです。
その連載開始時に、ある出来事があり、最近の中では思い出せないくらいのしんどさを感じていました。
そんなときに、無意識的と意識的の中間くらいの無意識的に、周りの人たちに自分の中の重いものを少しずつ、あるいは、場合によっては本来あるべき関係性よりも多く渡したことがありました。
そうしたときに、僕はI女史のことを不意に思い出したのです。

そうして、志半ば?で会社を退職したI女史に久しぶりのメールを出し、その一方でこの連載を始めたのです。
そんな経緯もあり、元のaround meにはない、少し哀しい回をepisode-20という最後の一歩手前に入れてみました。
episode-20にある「あぁ、この僕の後ろにいてはるわ」という先輩のちょっと明るくて哀しい声は今でも思い出せる気がするのです。


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