久々の確定申告をしてみました。
自分のメモがてら経緯や手順をまとめます。
ソーシャルレンディングの関係で確定申告が必要に
最近、投資の一種として、ソーシャルレンディングというものをやっています。
その関係で久しぶりに確定申告を進めてみました。
投資でマイナスが出たときに翌年に持ち越すとき、かつて住宅ローン減税を受けたときに確定申告をしたことがありましたがずいぶん久しぶりでした。
ポイントをまとめます。
そもそもソーシャルレンディングが何かというと、下記の解説リンク先などを参考にすると、以下とあります。
・事業資金を必要とする企業と投資家を結びつけるサービスです
・事業者は融資を受けるための方法のひとつとして、投資家にとっては運用方法のひとつとして活用されています。
・融資型クラウドファンディングという言い方もあるようです。
細かい用語は別途確認いただくとして、以下の点が重要です。
株式・・・申告分離課税の対象
→ 源泉徴収ありを選択すると確定申告が原則不要
ソーシャルレンディング・・・雑所得の総合課税の対象
→ 他の所得(会社からの給料)と合計した所得金額での課税となる
*こちらのサイトやこちらのサイトなどを参考お願いします。
総合課税のため、ソーシャルレンディングでの利益には株式などと同様に、20%程度の源泉徴収が引かれていますが、実際の税率は、個人の所得税率となる、ということです。
*所得ごとでの、所得税率はこちらであり、5~45%です。
その結果、場合によっては税金に誤差が現れ、確定申告が必要、あるいは、確定申告することで税金が戻ってくるケースがあります
今回そちらの対応です。
意外と面倒でしたが、完了しましたので、以下にまとめます。
確定申告の手順情報収集
基本的なところからいきますと、確定申告は公式サイトの下図の左からと思います。

こちらも参考お願いします。
説明動画が下記リンク先にありますので参照ください。
*参照せずに、なんとかなるやろ、と進めたら若干難しいところもありました。
連携など前作業実施
以前はなかったのですが、最近はマイナンバーカードのマイナポータル連携で、源泉徴収票の情報が入手できるようになっています。
上記動画リストのうち、マイナポータル連携の動画に説明があります。
それにより、給与の金額や保険料控除の金額などこまごまとした情報の入力が不要となります。
まず、サイトで進めていきますと、マイナポータルやe-taxというサイトと連携します。
それなりの親切設計にはなっている印象ですが、順番にボタンを押せばできるようなサイトということでもありません。
端的に言うと、ひとつ作業をしても、また同じボタンを押せる画面に戻り、もう一回押してしまいます。
それを何度もくりかえしました。繰り返したらダメなわけでもありませんので、何度押しても大丈夫です。
3週くらいすると、わかってきました。
*動画を見て置いたらそんなふうに感じなかったかもしれません。
完了したかよくわからない感じもしながら、最終的に、源泉徴収票(必要なら医療控除なども)の情報を取得する(確定申告のサイトに取り込む)ための、申請作業が完了しました。
*取得申請の完了有無を後から確認する方法はよくわかりません。
*この点は申請完了しました、という情報のメッセージボックスへの連絡が欲しいです。
確定申告書作成開始
連携処理が完了して、確定申告の書類を作ろうとしますと、申請をしただけなので情報がまだ来ていません。
今やろうという気持ちがそがれますが、申請をしたのち、取得には1-3日程度必要ということです。
取得完了したら連絡が関連のe-taxのサイトのメッセージボックスに届き、その通知がメールで届きます。
1-3日後に届くとのことですが、1日後にまだ届いていなかったので(申請に成功したかもよくわからないですし)手作業で入力していくことにしました。
ただし、その場合、すでに会社で年末調整をして源泉徴収票に記載済みの各種内容や、登録済みの内容たとえば扶養家族の情報が必要です。
*こまごまとした入力が必要です。たとえば子供の誕生日はわかっても年はすぐには思い出せません。
*配偶者の給与の源泉徴収票の金額も必要です。
公式サイトを見ると、給与概算ではなく源泉徴収票の値を入力する欄とのことです。
*ふるさと納税をワンストップ特例制度で申請してあっても、再度1件ずつの入力が必要です。
ちなみに、取得の入力の際には、今回のソーシャルレンディングの場合、雑所得の中で、「雑所得-その他」であり、種目は「分配金」でした。
源泉徴収票の連携待ちを選択
手持ちの情報で全部入力完了できた、と思ったのですが、最後の最後の段階にくると、また面倒な場面にきました。
扶養家族の情報確認のためと思いますが、該当家族のマイナンバーカード番号が必要になります。
*大学生がしばらく一人暮らしをしているような場合には、マイナンバーが手元にすぐ出ないです。
*そういう個人情報をLINEやメールなどで送るのが安全なのか、という問題も感じないではありません。
ということで、結局99%入力完了しましたが、源泉徴収票の値を、マイナポータル連携で取って入力するアプローチでやり直すことにしました。
しかし連携結果が来ないので、断念して手作業実施に戻る
そこから何度かメッセージボックスを何度も確認し、現時点で10日ほどたったのですがデータが届いていません。
*取得できませんでした、という連絡も特に届きません。
こちらを参考にすると、会社側の関係で、データが取れないことがあるようです。
会社に問合せしようかとも思いましたが、なかなか面倒でした。
*実際問題、手続きは完了したのに届いていませんし・・・
そこで元に戻り、家族のマイナンバーカード番号を入手して入力することにしました。
扶養家族の源泉徴収の数字が必要と見た気がしていたので、そちらももらったのですが、結局不要でした。
ということで無事入力完了し、web経由で提出できました。
まとめ
今回無事申請できました。
以下にまとめます。
・ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)の関係で確定申告をしました。
・この投資をやっていると、確定申告を基本的にはすることになります
*利益が少ないなど、ある要件で不要になる
・源泉徴収票のマイナポータル経由での取得は申請したのですが、届きませんでした。
前述のように、会社の申請内容の問題かもしれませんが、わかりません(そうだったらそう表示してほしいです)
・源泉徴収票が連携できないと、家族のマイナンバーの番号、配偶者の源泉徴収票記載の収入金額の必要です。
・源泉徴収票の情報は1度申請すると毎年入手できるようではあったので、また来年確認しようと思います。
・正直この手続きが面倒なので、ソーシャルレンディングをやめるかもしれません。しかし結構利益は出ています。
今年はもう始まっているので、今年の終わりにやめるか決めようと思います。
おしまい!
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