パモウナ製キッチン食器棚の閉まり改善

             
  • 2020.10.03
  •          
  • LifeHack
パモウナ製キッチン食器棚の閉まり改善

下写真のキッチンの食器棚ですが、パモウナさんというメーカーのものです。
引き出しのドアがなぜかいつも少し空いている感じでした。
全然気にしていなかったのですが、義理の妹が来たときに突っ込まれて気になりました。

それがなぜなのかにたどり着くのにも、直すのにもなかなかの時間がかかってしまいました。
そういうわけでまとめてみます。


話はそれますが、2段目と3段目の右端に、ちびっこが引き出しを開けないようにするストッパーの部品がついてますね。
引っ越してきたときは下の子はまだ産まれてなかったはずだし、この食器棚も15年選手ですわ。
*前にはがそうとしたときに、きれいにはがれなかったので、残ってます。

さて、話は戻りますが、「引き出しのドアがなぜかいつも少し空いている」とは、何かということで検索していました。
そのうち気づいたのは、「いつも少し空く」ということは、うちの食器棚には引き出しの閉まったときの収まりをよくする機能がないのではないか、ということでした。

しかしなかなかどういう用語で検索するといいのかがわかりません。
検索しているうちに「キャッチ」という部品なのかな、と思い始めました。
「キャッチ」とは、一番奥に入ったところで、横から押さえるようなイメージです。
*この段階では「キャッチ機能」を後付けしたらいいのかな、と思っていました。

引き出しを引き抜いて中を確認すると、下写真のようなスライドレールの引き出しでした。
*水滴は、写真撮影用に掃除したのが残ってました・・・

スライドレールはいくつかの部品から構成されていて、「キャッチ」機能があるのか、どこの部品が「キャッチ」機能を与えうるのかは、なかなか判断の難しいところです。
*実際のところ、この段階にきても、このスライドレールには「キャッチ」機能はなくて、何か後付けで部品を取り付けないといけないのかな、と考えていました。

そんな中気づいたのは、上写真では、右端に樹脂部品がありますが、いくつかの引き出しではこれがなく、下の床面に割れて転がっている点です。
この樹脂部品がないと、下図のように、下地の金属がむき出しです。

そこで次にやったのは、この割れた樹脂部品を接着剤で貼り合わせて再度利用することでした。
*これで何が治るのかはよくわかりませんでしたが・・・

しかし、特に効果が見えませんでした。
後日確認すると、この貼り合わせた部品がまた割れていました。

そんな中再度検索していると、a.flatさんという家具屋さんのこちらのページにたどり着きました。

下図は引用写真ですが、引き出しをしめると、左からスライドレールが伸びてきて、スライドレールの先端がストッパーにかかり、引き出しが閉じた状態でおさまります。

“ここから引用

ここまで引用”
出典元:a.flatサイト

つまりは、やはりこの部品が、引き出しの収まりをよくする(一番奥まで押されたときに、閉じた状態でキープする)部品だ、ということでした。

検索を進めると、この部品の供給元を発見したので、購入してみました。
しかし、20個買ってから気づいたのですが、大きさが違いました・・・。
*上記出典元とは同じものだったせいか、これでいい気がしてしまったようです。

一番左がこの間違って買ったものです。
左から3番目が元からあった部品で、一番右がそれが割れたものです。
無理しての取り付けは不可能でした^^;

そんな中、再度検索していると、まさしく正しい部品に到着。
そこまで来て確認すると、棚自体にメーカー名のあるシールがあり、ここでパモウナというメーカーの棚だと気づきました。
今回の部品購入はこちらからですが、そのメーカー(パモウナ)の公式部品販売サイトでした^^;

棚にはメーカー名はないという思い込みがありました・・・。
そこをはじめに確認すればもっとすんなり修理できていたと想定されます。

さて、正しい部品がこちら。
同じメーカーの食器棚セットを使っていて、何か所も同様に割れていましたので、ザクっと購入しました。

そして、その部品を取り付け。

下図の一番左が新しい部品、真ん中が元々の部品(割れていないもの)、右端が割れたものです。
ちなみに、7割ぐらいこの部品は割れていましたよ。

これによってキャッチ機能が復活。
勢いよくドアを閉めても、引き出しが跳ね返ったりしません。
優しく閉まります。

これによって当初考えていたように、「引き出しのドアがなぜかいつも少し空いている感じだった」という点は、この勢いよく占めたときに跳ね返って少しあく影響だったのだな、と思いましたよ。

とはいえ、少し空いているときは相変わらずあり、使い方の問題も一方であるようではあります。

ということで、今回も検索力を駆使して、情報不足の修理に無事成功しました!


おしまい!

LifeHackカテゴリの最新記事